目次
公務員試験に全部落ちるリスク、考えていますか?
国家総合職(院卒) | 3.4倍(3.7倍) |
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-行政区分 | 3.2倍(3.2倍) |
国家総合職(法務) | 2.0倍(1.5倍) |
国家総合職(大卒) | 15.1倍(19.2倍) |
-政治・国際区分 | 21.7倍(27.8倍) |
-法律区分 | 21.4倍(26.4倍) |
-経済区分 | 10.5倍(13.8倍) |
-人間科学区分 | 10.8倍(14.4倍) |
国家総合職(教養) | 20.2倍(27.3倍) |
国家一般職 | 4.3倍(4.6倍) |
-関東甲信越行政区分 | 6.8倍(7.2倍) |
皇宮護衛官 | 20.5倍(23.3倍) |
法務省専門職員 | 5.0倍(3.9倍) |
財務専門官 | 6.7倍(6.8倍) |
国税専門官 | 4.6倍(4.5倍) |
食品衛生監視員 | 8.0倍(9.0倍) |
労働基準監督官 | 6.6倍(6.0倍) |
航空管制官 | 7.6倍(6.7倍) |
衆議院事務局(総合職) | 109.0倍* |
衆議院事務局(一般職) | 32.9倍* |
参議院事務局(総合職) | 45.6倍 |
国立国会図書館(総合職) | 114.8倍*1 |
国立国会図書館(一般職) | 77.6倍((H29))) |
国立大学法人(関東甲信越) | 7.3倍(8.3倍)* |
茨城県庁 | 5.1倍(5.3倍)* |
栃木県庁 | 5.2倍(3.8倍)* |
群馬県庁 | 5.2倍* |
埼玉県庁 | 6.0倍* |
千葉県庁 | 6.5倍(7.6倍)* |
東京都庁 | 6.1倍(5.0倍)* |
Ⅰ類A事務 | 8.1倍(6.3倍)* |
Ⅰ類B[一般]行政 | 6.1倍(5.0倍)* |
Ⅰ類B[新]行政 | 7.9倍(5.7倍)* |
神奈川県庁 | 6.0倍* |
山梨県庁 | 8.1倍* |
さいたま市役所 | 4.9倍* |
千葉市役所 | 5.1倍* |
横浜市役所 | 5.3倍* |
川崎市役所 | 6.2倍* |
相模原市 | 7.0倍* |
東京都特別区 | 5.4倍(4.2倍)* |
*受験者数/合格者数
上記は、平成30年に行われた関東地方の公務員試験の倍率です。
どの省庁・自治体も高倍率で、国立国会図書館(総合職)に至っては100倍を超えています。
公務員になるためには通常、筆記試験と人物試験の両方を突破しなければなりません。
筆記試験に合格しなければ人物試験に進むことができないため、多くの受験生が筆記試験の対策に重点を置いてるようです。
しかし近年は人物面を重要視する省庁・自治体が増えており、「勉強さえできれば公務員になれる時代」は終わりつつあります。
そのため、人物試験の対策をおろそかにしてしまうと、
「筆記試験はすべて合格したのに、ことごとく人物試験で落とされる」
なんてことになってしまいます。
人物試験の対策はどうすればいいのか?
では、どうやって人物試験の対策をすればいいのでしょうか?
それは、公務員一本に絞らず、民間企業を併願することです
そもそもなぜ公務員になりたいのでしょうか?
「安定」を求めるならば、インフラ業界やディベロッパーなども考えられるでしょう。
「給料」を求めるならば、金融業界や商社なども考えられるでしょう。
「社会貢献」したいならば、非営利法人や独立行政法人なども考えられるでしょう。
知らないだけで、公務員並みに安定した優良・ホワイト企業はこの世にたくさん存在します。
公務員にこだわらず、幅広い視野をもって就職活動することで、納得した選択をすることができるでしょう。
公務員志望者におすすめしたい併願戦略
公務員志望者におすすめしたいのが、
みなし公務員の併願という選択肢です。
みなし公務員(準公務員とも言います)とは、主に独立行政法人職員や大学職員などの団体職員のことを指します。
公務員に準拠した給与・福利厚生で、長く勤めることができる隠れた人気の職業です。
私がみなし公務員の併願をオススメする3つの理由
1.面接やグループディスカッションに慣れることができる!
みなし公務員の採用試験は公務員試験よりも早い時期に行われることが多く、
面接やグループディスカッションを経験する絶好の機会と考えることができます。
面接慣れをしておくことで、本命の公務員試験でも緊張しすぎず、落ち着いて受け答えすることができるでしょう。
2.社会貢献性が高く、比較的まったりとした仕事内容!
民間企業のような利益を最優先で追求する仕事とは違って、公共上必要な事業を遂行することが仕事です。
「ノルマ重視でガツガツ働くのではなく、ワークライフバランスを大切に働きたい」
「社会貢献することにやりがいを感じる」
「社会に大きな影響を与える仕事に就きたい」
という考えを持った方にとっては、自分の強みを生かした仕事ができるでしょう
3.公務員試験の勉強で対策可能!
筆記試験は公務員試験よりも簡単で(あるいは筆記試験がない場合も多く存在します)、
公務員試験の勉強をしていれば十分対策できることから併願しやすくなっています。
筆記試験の勉強は大変だし面倒くさい!けど公務員くらい安定した職に就きたい!
そんな貴方におすすめしたいのが、みなし公務員の併願という選択肢です。