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厚生労働省の賃金課長が韓国の空港で酒に酔って空港職員を暴行するなどして、現地の警察に逮捕された事件。
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経過
2019年3月20日
厚生労働省は、3月19日に賃金課長のA(47)が韓国の金浦空港で空港職員とトラブルを起こし、現地警察の取り調べを受けたと発表し、Aを20日付で大臣官房付に異動させる人事を発令した。
その後の調査で、Aは上司の承諾を得ずに韓国などを旅行し、帰国の際に金浦空港で酒に酔って空港職員を暴行するなどして、現地の警察に逮捕されていた事実が判明した。
Aは酒に酔った状態で搭乗しようとしたところ、空港職員に止められ、英語で「I hate Korea! I hate Korea!(韓国は嫌いだ)」などと暴言を吐き、職員の顔を殴ったり足を蹴ったりし、韓国警察に一時拘束された。
Aは逮捕された状況で自身のFacebookに「なぜか警察に拘束されてます。殴られてけがをしました。手錠をかけられ5人に抱えられ。変な国です」と投稿した。
韓国警察は、Aの酒が抜けるのを待った後、取り調べを終えて同日午後7時30分ごろに釈放した。
2019年3月22日
被害にあった大韓航空の労働組合が、Aの謝罪と賠償を求める声明を発表した。応じない場合は、公務員資格のはく奪を目指す手段を取ると警告した。
2019年8月19日
厚生労働省は、Aを停職1か月の懲戒処分にした。
2019年9月~10月頃
厚生労働省は、Aを中央労働委員会事務局審査課審査情報分析官に宛てる人事を発令した。
2020年3月~4月頃
厚生労働省は、Aを厚生労働省大臣官房地方課労働局業務改革推進室業務改善分析官に宛てる人事を発令した。
2021年4月1日
厚生労働省は、Aを厚生労働省職業安定局雇用政策課労働市場分析官に宛てる人事を発令した。
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