目次
ボーナスの支給日・支給月数
6月といえば国家公務員にボーナス(期末・勤勉手当)が支給される月です。
2023年は、6月30日(金)に支給されます。
そしてその支給月数は、期末手当が1.20か月、勤勉手当が1.00か月で合計2.20か月分が支給されます。
期末・勤勉手当の支給月数を昨年度と比較すると以下のとおりです。
年度 | 夏のボーナス (6月) |
冬のボーナス (12月) |
合計 |
---|---|---|---|
R4 | 期末1.20か月 勤勉0.95か月 合計2.15か月 |
期末1.20か月 勤勉1.05か月 合計2.25か月 |
期末2.40か月 勤勉2.00か月 合計4.40か月 |
R5* | 期末1.20か月 勤勉1.00か月 合計2.20か月 |
期末1.20か月 勤勉1.00か月 合計2.20か月 |
期末2.40か月 勤勉2.00か月 合計4.40か月 |
*予定
2023年冬のボーナスは、本年8月の人事院勧告の内容によって変動する可能性がありますが、現時点では、期末手当が1.20か月分、勤勉手当が1.00か月分、合計2.20か月分が支給される予定です。
地方公務員のボーナスについては、各自治体の人事委員会等の勧告を踏まえて決定されますが、国家公務員に準じた取り扱いをする自治体が多い模様です。
過去のボーナス支給状況
過去のボーナス支給状況は以下のとおりです。
年度 | 支給月数 |
---|---|
2022年度 | 4.40か月 |
2021年度 | 4.30か月 |
2020年度 | 4.45か月 |
2019年度 | 4.50か月 |
2018年度 | 4.45か月 |
2017年度 | 4.40か月 |
2016年度 | 4.30か月 |
2015年度 | 4.20か月 |
2014年度 | 4.10か月 |
2013年度 | 3.95か月 |
2012年度 | 3.95か月 |
2011年度 | 3.95か月 |
2010年度 | 3.95か月 |
2009年度 | 4.15か月 |
2008年度 | 4.50か月 |
2007年度 | 4.50か月 |
2006年度 | 4.45か月 |
2005年度 | 4.45か月 |
2004年度 | 4.40か月 |
2003年度 | 4.40か月 |
2002年度 | 4.65か月 |
2001年度 | 4.70か月 |
2000年度 | 4.75か月 |
1999年度 | 4.95か月 |
1998年度 | 5.25か月 |
1997年度 | 5.25か月 |
1996年度 | 5.20か月 |
1995年度 | 5.20か月 |
1994年度 | 5.20か月 |
1993年度 | 5.30か月 |
1992年度 | 5.45か月 |
1991年度 | 5.45か月 |
1990年度 | 5.35か月 |
1989年度 | 5.10か月 |
1988年度 | 4.90か月 |
1987年度 | 4.90か月 |
1986年度 | 4.90か月 |
1985年度 | 4.90か月 |
1984年度 | 4.90か月 |
1983年度 | 4.90か月 |
1982年度 | 4.90か月 |
1981年度 | 4.90か月 |
1980年度 | 4.90か月 |
1979年度 | 4.90か月 |
1978年度 | 4.90か月 |
1977年度 | 5.00か月 |
1976年度 | 5.00か月 |
1975年度 | 5.20か月 |
1974年度 | 5.20か月 |
1973年度 | 4.80か月 |
1972年度 | 4.80か月 |
1971年度 | 4.80か月 |
1970年度 | 4.70か月 |
1969年度 | 4.50か月 |
1968年度 | 4.40か月 |
1967年度 | 4.40か月 |
1966年度 | 4.30か月 |
ボーナスの支給月数の決め方
国家公務員のボーナスは人事院勧告に基づき、民間ボーナスの支給実績と合わせることを基本とし、改定を行う仕組みとなっています。
今年度の人事院勧告では、月給、ボーナスともに2年連続の引き上げ勧告となる可能性が高いとの報道があります。
https://nordot.app/1023494704002891776
人事院勧告については以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
新卒公務員のボーナスはいくらか
今年の4月から働き始めた新入職員の場合、在職期間が短いため、ボーナスの支給月数もおよそ1/3になります。
勤勉手当の成績区分が「良好」の場合のボーナス額はおおよそ以下のとおりとなるでしょう(成績率や職歴等に応じてこれより高くなったり、低くなったりする場合があります。)。
区分 | 期末手当 | 勤勉手当 | 合計 |
---|---|---|---|
国家総合職 院卒 地域手当20% |
93,312円 | 74,649円 | 167,961円 |
国家総合職 大卒 地域手当20% |
85,752円 | 68,601円 | 154,353円 |
国家一般職 大卒 地域手当20% |
80,006円 | 64,005円 | 144,011円 |
国家一般職 大卒 地域手当15% |
76,672円 | 61,338円 | 138,010円 |
国家一般職 大卒 地域手当0% |
66,672円 | 53,337円 | 120,009円 |
国家一般職 高卒 地域手当20% |
66,787円 | 53,429円 | 120,216円 |
国家一般職 高卒 地域手当15% |
64,004円 | 51,203円 | 115,207円 |
国家一般職 高卒 地域手当0% |
55,656円 | 44,524円 | 100,180円 |
上記の金額から共済掛金や厚生年金保険料、所得税等が控除され、手取りは総支給額の8割程度になると思われます。